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 富士経済、2030年まで燃料電池システム市場は拡大すると予測

発表日:2016.09.23


  (株)富士経済は、燃料電池車市場の本格化で拡大が加速する燃料電池システムの世界市場を調査した(調査期間:2016年4月~8月)。同社の調査によると、燃料電池システムには、産業・業務用、家庭用、燃料電池車、その他、の大きくは4つに区分され、2015年度の世界市場の8割は、産業・業務用と家庭用が占めていた。2016年度以降は、家庭用燃料電池が普及し、燃料電池車市場も徐々に本格化することが予想される。また、その他の用途分野に属するフォークリフトやバスなどの駆動向けのシステムが、実証段階から実用・普及段階へ移行し、北米から欧州に広がると考えられている。同社の予測では、2030年度の市場規模は、2015年度比46.1倍(4兆9,063億円)となり、燃料電池自動車の出荷台数は2015年度比803.1倍(78.7万台)に達するという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 燃料電池車 | 家庭用 | 富士経済 | 市場調査 | 業務用 | 産業用
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