佐賀県は、平成29年度のダイオキシン類調査及び事業者の自主測定結果を公表した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法の規定に基づき、大気・水質・土壌などの環境中のダイオキシン類調査を毎年実施するとともに、事業者から報告された排出ガス等の自主測定結果を、とりまとめて公表している。平成29年度の結果は、以下のとおり。1)環境調査:大気4地点、水質11地点(河川・湖沼9地点、海域2地点)、底質11地点(河川・湖沼9地点、海域2地点)、土壌4地点の県内延べ30地点で実施した結果、全ての調査地点で環境基準を達成していた。2)自主測定:県内の56施設から報告があり、全ての施設で排出基準に適合していた。