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 環境省、POPs条約の対象物質「検討委員会」(第14回)の結果概要を公表

発表日:2018.09.26


  環境省は、残留性有機汚染物質(POPs:Persistent Organic Pollutants)検討委員会第14回会合の結果概要を公表した。2001年5月に採択された「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」では、環境中での残留性、生物蓄積性、人や生物への毒性が高く、長距離移動性が懸念される物質を、加盟国の専門家31名からなる「検討委員会」で審議し、附属書(廃絶、制限、非意図的生成物)に随時追加する仕組みが規定されている。2018年9月17日から21日にかけて、イタリア・ローマで開催された第14回検討委員会では、1)欧州連合が提案した「ペルフルオロオクタン酸」等については「廃絶」対象物質に追加し、POPs条約締結国会議に勧告すること、2)ノルウェーが提案した「ペルフルオロヘキサンスルホン酸」等については、条約締結国会議の勧告に至るプロセスの3段階目に相当する「リスク管理に関する評価」に進むことが決定し、3)「ペルフルオロオクタンスルホン酸」等の代替について、認めることのできる目的及び個別の適用除外の見直しが審議されたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 環境省 | POPs | 残留性有機汚染物質 | POPs条約 | ペルフルオロオクタン酸 | ペルフルオロヘキサンスルホン酸 | ペルフルオロオクタンスルホン酸 | 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約 | 非意図的生成物 | ローマ
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