岩手県は、平成29年度ダイオキシン類環境モニタリング調査結果を公表した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、大気、公共用水域(水質・底質)、地下水、土壌のダイオキシン類環境調査を行っているほか、特定施設設置者による自主測定結果をもとに、設置者に対する監視・指導を実施するなど、ダイオキシン類対策の推進に努めている。平成29年度の結果は、以下のとおり。1)環境調査:大気10地点(一般環境5地点、沿道1地点、発生源周辺4地点)、水質39地点、底質39地点、地下水7地点、土壌52点(一般環境7地点、発生源周辺45地点)の県内延べ147地点で実施した結果、全ての調査地点で環境基準を達成していた。同県では、平成 30 年度も調査を継続中であり、計画に基づき継続的に環境調査を実施していくという。