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 宮城県、平成29年度公共用水域及び地下水の水質測定結果を公表

発表日:2018.12.25


  宮城県は、平成29年度の公共用水域及び地下水の水質調査結果を公表した。同県では、国土交通省や仙台市など5市と連携し、水質測定計画や地下水質測定計画に基づき、公共用水域(133水域293地点)、地下水(81地点)の水質測定を実施している。平成29年度の結果は以下のとおり。1)共用水域では、健康項目は、ふっ素が2地点、カドミウム・鉛・砒素が各1地点で環境基準を超過した。生活環境項目のBOD・CODの環境基準達成率は、河川(BOD)98%(前年度98%)、湖沼(COD)8%(前年度17%)、海域(COD)75%(前年度67%)であり、全体での達成率は81%(前年度80%)であった。2)地下水の概況調査では、調査を実施した38地点のうち4地点で、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が環境基準を超過した。また、汚染井戸周辺地区調査では、調査を実施した5地点のうち2地点で、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が環境基準を超過したという。

情報源 宮城県 くらし・環境
機関 宮城県
分野 水・土壌環境
キーワード BOD | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | 河川 | 湖沼 | COD | 環境基準 | 海域 | 宮城県
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