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 北海道、平成29年度公共用水域及び地下水の水質測定結果を公表

発表日:2018.12.25


  北海道は、平成29年度の公共用水域及び地下水の水質調査結果を公表した。道では、北海道開発局や政令市および関係市町村と連携し、水質汚染防止法に基づき、公共用水域(100水域506地点)、地下水(91地点)の水質測定を実施している。平成29年度の結果は以下のとおり。1)公共用水域では、健康項目は、カドミウム・ほう素が各1地点、鉛が3地点、砒素が8地点で環境基準を超過した。生活環境項目のBOD・CODの環境基準達成率は、河川(BOD)97.8%(前年度97.8%)、湖沼(COD)54.5%(前年度36.4%)、海域(COD)81.5%(前年度81.5%)であり、全体での達成率は92.0%(前年度91.2%)であった。2)地下水の概況調査では、調査を実施した91地点のうち、砒素が10点、テトラクロロエチレンが1点で環境基準を超過した。また、汚染井戸周辺地区調査では、調査を実施した28地点のうち、砒素が5地点で環境基準を超過したという。

情報源 北海道 新着情報
機関 北海道
分野 水・土壌環境
キーワード BOD | 北海道 | 水質 | 公共用水域 | 地下水 | 河川 | 湖沼 | COD | 環境基準 | 海域
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