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 国交省、内航船省エネルギー格付制度の本格運用を開始

発表日:2020.03.27


  国土交通省は、令和2年3月27日、内航船の省エネ性能を客観的に評価する格付け制度の本格運用を開始すると発表した。これは、平成29年7月より船舶の省エネ・省CO2効果を「見える化」し、評価できる内航船省エネルギー格付制度の暫定運用を行ってきたが、今回、環境性能の評価手法の変更等を行い、本格運用を開始するもの。同制度では、船舶の所有者、船舶の運航者、船舶を建造した造船所又は船舶を利用する荷主から申請があった船舶の環境性能を、基準値よりも何%改善したかに応じて、星1つ~5つで評価する。格付を取得した事業者は、船体や名刺、企業ホームページ等でロゴマークを掲載できる。内航船の環境性能を分かりやすく可視化することで、環境対策に関心のある荷主や消費者へ、環境性能のよい船舶を建造、運航していること等をPRできる。同省でも、高い格付の船舶及び申請事業者を定期的に公表する予定という。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 地球環境
キーワード 船舶 | 国土交通省 | 評価手法 | 見える化 | 環境性能 | 内航船 | 省エネ性能 | 内航船省エネルギー格付制度 | 格付け制度
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