九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)は、令和2年度の「夏季のVOC(揮発性有機化合物)対策」の実施内容を発表した。夏季は、気温が高く日射量が多いことから、光化学オキシダントが高濃度になりやすく、首都圏でも光化学スモッグ注意報が毎年発令されており、その対策には、主要な原因物質であるVOCの排出削減が重要である。また、VOCの排出削減は、微小粒子状物質(PM2.5)等の低減にも有効と考えられている。この取組は、平成25年度に始まり、光化学スモッグ注意報が発令されやすい6月から9月にかけて、有機溶剤を取り扱う工場・事業場を中心に行われているもの。九都県市では、光化学スモッグ対策の一環として、令和2年6月から同年9月までを「夏季のVOC対策」重点実施期間に設定し、事業者や住民に向けてVOCの排出削減を広く呼び掛け、光化学スモッグ等の改善に取り組むという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 埼玉県 神奈川県 横浜市 相模原市 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | 有機溶剤 | 揮発性有機化合物 | 光化学スモッグ | 光化学オキシダント | 微小粒子状物質 | PM2.5 | 九都県市 | 夏季のVOC対策 |
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