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 アサヒビールとパナソニック、植物由来繊維の活用などを特長とする飲料容器を協業展開

発表日:2020.06.29


  アサヒビール(株)とパナソニック(株)は、植物由来繊維を55%以上練り込んだ樹脂(以下「高濃度セルロースファイバー成形材料」)を原料とする飲料容器(タンブラー)の事業化に向けた取組を紹介した。パナソニック(株)は高濃度セルロースファイバー成形材料を開発し、「平成29年度セルロースナノファイバー製品製造工程の低炭素化対策の立案事業委託業務(環境省)」で得られた成果を活用して、CO2排出量の削減に配慮した製造法を確立している。両社は同材料を用いたタンブラーの試験販売を2019年7月から開始しており、今回、環境経営に基づき、生活者の消費行動におけるCO2排出量およびプラスチック廃棄物削減の推進や、飲料容器をリユースする文化の醸成を共通目的とする業務提携契約を締結した。パナソニックがスポンサーを務めるサッカークラブチームのオフィシャルグッズとしての販売、(公財)ボーイスカウト日本連盟とのイベント開催、両社の集客施設や実店舗における販売を皮切りに、2021年4月までに生産・販売体制の確立などに取り組むという。

情報源 アサヒビール(株) ニュースリリース
パナソニック(株) プレスリリース
機関 アサヒビール(株) パナソニック(株)
分野 ごみ・リサイクル
環境総合
キーワード リユース | CO2排出量 | 樹脂 | 植物由来 | 繊維 | 低炭素化 | プラスチック廃棄物 | セルロースナノファイバー | タンブラー
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