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 環境省、キクザトサワヘビ保護区に関する中央環境審議会答申等を公表

発表日:2021.06.15


  環境省は、中央環境審議会野生生物部会(開催日:令和3年6月10日)で、環境大臣から諮問された「アーラ岳キクザトサワヘビ生息地保護区の指定」等が答申されたと発表した。今回の答申を受け、沖縄県久米島に生息する日本で唯一の淡水生ヘビで絶滅危惧IA類(CR)に指定されている「キクザトサワヘビ(学名:Ophisthotropis kikuzatoi)」の生息地保護区を、「アーラ岳キクザトサワヘビ生息地保護区」として指定を行うとした。また、同部会において、「トキ保護増殖事業計画の変更について」も諮問され、保護増殖計画変更を認め、事業の区域を全国に拡大し、佐渡以外でもトキの保護増殖を進める取り組みを積極的に行っていくとした。トキの生息状況等の把握・野生下の個体の行動、生息環境等を調査するとともに、その結果をその後の生息環境の保全・再生及び野生順化訓練に反映させ、野生復帰に関する技術の向上を図る事や、放鳥の実施等が盛り込まれたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 絶滅危惧種 | 野生復帰 | 放鳥 | 久米島 | 中央環境審議会野生生物部会 | キクザトサワヘビ | 久米島町 | トキ保護増殖事業計画 | アーラ岳
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