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 環境省と経産省、バーゼル法の施行状況(令和2年)を公表

発表日:2021.06.29


  環境省と経済産業省は、「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」(バーゼル法)に規定する、特定有害廃棄物等の令和2年における輸出及び輸入の実績をとりまとめて公表した。これによると、令和2年1月から12月までの間に、バーゼル法に規定する手続を経て、実際に日本から輸出された特定有害廃棄物等の量は146,089トン(前年:103,528トン)であり、日本に輸入された特定有害廃棄物等の量は1,601トン(前年:6,685トン)であった。また、輸出された主な品目は、石炭灰・錫鉛くずで、相手国・地域は、韓国・ベルギー等であり、いずれも金属回収など再生利用を目的とするものであった。一方、主な輸入品目は、電子部品スクラップ・電池スクラップ(ニッケルカドミウム、ニッケル水素、リチウムイオン等)・金属含有スラッジ等で、相手国・地域は、インドネシア・フィリピン・タイ等であり、金属回収など再生利用を目的とするものであったという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省 経済産業省
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
キーワード インドネシア | バーゼル法 | 再生利用 | 韓国 | 特定有害廃棄物 | スクラップ | スラッジ | 電子部品 | 金属回収 | ニッケルカドミウム
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