環境省は、令和2年度アスベスト大気濃度調査結果を公表した。同調査は、平成17年12月の「アスベスト問題に係る総合対策」に基づき、アスベストによる大気汚染の状況を把握し、今後のアスベスト飛散防止対策の検討に当たっての基礎資料とするとともに、国民に対し情報提供するために、平成17年度より毎年度実施しているもの。令和2年度は、継続調査地点34地点、自治体から推薦のあった令和2年度調査地点11地点の合計45地点で、大気中のアスベスト及びその他の繊維を含む総繊維数濃度を測定した。その結果、多くの地点において、アスベスト以外の繊維を含む総繊維数濃度について特に高い濃度は見られなかった。一方、一部の解体現場等においてアスベスト繊維数濃度について比較的高い濃度が見られたため、事業者への指導等を行うとともに、令和3年度も継続して大気中のアスベスト濃度調査を行う予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 環境省 | 解体現場 | 総繊維数濃度 | アスベスト大気濃度調査結果 | アスベスト問題に係る総合対策 | アスベスト飛散防止対策 |
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