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 ゼニガタアザラシ科学委員会(令和4年度第1回)を開催 環境省

発表日:2022.07.06


  北海道地方環境事務所は、令和4年度第1回ゼニガタアザラシ科学委員会を開催する(開催日時;令和4年7月19日)。同委員会は、令和2年3月に策定した「えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画(第2期)」に基づき、科学的立場からモニタリングや調査結果の分析・評価等を行う場として開催する。ゼニガタアザラシ(学名:Phoca vitulina)は、北海道の東部沿岸から襟裳岬にかけて分布し、同じ岩礁を周年利用する定着性の高いアザラシで、かつては肉や毛皮目的の乱獲や、生息環境の悪化で生息数が減少し、絶滅危惧種になっていた。しかし、近年、保護により個体数が回復し、環境省のレッドリスト検討会において2015年9月に絶滅危惧種から外れた一方、数の増加により、漁業被害が深刻化しているという経緯がある。TKP札幌駅カンファレンスセンター(北海道札幌市北区)において開催の同委員会では、1)令和4年度事業の実施状況、2)えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画(第2期)の中間評価についてなどを検討するとしている。

情報源 北海道地方環境事務所 報道発表資料
機関 北海道地方環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード 絶滅危惧種 | レッドリスト | ゼニガタアザラシ | 北海道地方環境事務所 | 漁業被害 | えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画 | えりも地域 | 襟裳岬 | アザラシ | 特定希少鳥獣
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