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 盛岡市、外来植物「アメリカオニアザミ」の駆除を呼びかけ

発表日:2022.07.13


  岩手県盛岡市は、アメリカオニアザミ(学名:Cirsium vulgare)の駆除を市民に呼び掛けている。同種は、ヨーロッパに自然分布するキク科の植物。夏頃にピンク色の花を咲かせる。北アメリカから牧草や穀物を輸入する際、混入されて国内に侵入したとされている(1960年代北海道で初確認)。在来植物との競合などが懸念さており、外来生物法で要注意外来生物に指定された。盛岡市内においても、各所でこの植物を見かけるようになったことから、今回、同市はホームページでこの植物の特長や駆除方法を掲載した。アメリカオニアザミは在来種のノアザミと似ているが、開花時期や葉のトゲなどで簡単に見分けられるという。アメリカオニアザミは7~9月に開花するのに対しノアザミは4~7月。アメリカニアザミは、葉の縁だけでなく、表面にもトゲが密生。駆除は、花が咲く前に、トゲに注意しながら、根っこごと除く必要があるという。

情報源 盛岡市 新着情報
機関 盛岡市
分野 自然環境
キーワード 外来生物法 | 駆除 | 盛岡市 | キク科植物 | 混入 | アメリカオニアザミ | 要注意外来生物 | 特長 | 駆除方法 | 見分け方
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