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 国土交通省及び環境省、ディーゼル特殊自動車等の排出ガス規制を強化

発表日:2010.03.18


  国土交通省は、平成22年3月18日、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」等を改正し、公道を走行する大型特殊自動車及び小型特殊自動車の排出ガス規制(ディーゼル車)の強化等を行ったと発表した。また同日、環境省は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律施行規則の一部を改正する省令」等を公布した。今回の両改正の概要は、1)排出ガス新試験モード(NRTCモード)の導入、2)ディーゼル特定自動車の排出ガス規制値の強化など。これにより、我が国のディーゼル特殊自動車の排出ガス規制は世界で最も厳しいレベルのものとなり、具体的には、ディーゼル特殊自動車の排出ガス規制値が、従来と比較して粒子状物質(PM)で88~93%強化されるという。これらの規制が実施され、全ての特殊自動車が新規制適合車に代替した場合、特殊自動車からの総排出量は、平成17年度と比較し、PMが約93%(約1.0万トンから約0.07万トン)削減されることになるという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
環境省 報道発表資料
機関 国土交通省 環境省
分野 地球環境
大気環境
キーワード 大気汚染 | 環境省 | 国土交通省 | 自動車 | PM | ディーゼル車 | 粒子状物質 | 排出ガス規制 | 新試験モード | NRTC
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