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 環境省、「自動車排出窒素酸化物及び自動車排出粒子状物質の総量の削減に関する基本方針」の変更の閣議決定等を公表

発表日:2011.03.25


  環境省は、「自動車排出窒素酸化物(NOx)及び自動車排出粒子状物質(PM)の総量の削減に関する基本方針」の変更とこれに伴う同法施行令の一部を改正する政令が、平成23年3月25日に閣議決定したと公表した。自動車NOx・PM法(自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法)に基づき定められた、現行の総量削減基本方針は、平成22年度までを目標としていた。今回の変更では、総量の削減に関する目標について、平成32年度までに対策地域において二酸化窒素及び浮遊粒子状物質に係る大気環境基準を確保することを掲げるとともに、平成27年度までに監視測定局における環境基準を達成するよう最善を尽くすとした。また、局地汚染対策の推進として、エコドライブの実施、高度道路交通システム(ITS)の活用を含む総合的な対策を関係者の連携の下で進めることなどを掲げた。なお、同省は、今回の見直しにあわせて、同法施行規則の一部を改正する省令を制定するという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード ITS | 窒素酸化物 | NOx | 環境省 | 自動車 | PM | エコドライブ | 粒子状物質 | 環境基準 | 総量削減
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