総務省は、青森県むつ市の「使用済燃料税」新設に同意したと発表した。むつ市には東京電力および日本原子力発電の原子力発電所から発生する使用済み核燃料を再処理するまでの間、貯蔵・管理するための施設「使用済燃料中間貯蔵施設」がある。今回の法定外普通税新設により貯蔵する使用済み核燃料のウラン1キログラム当たり年間620円が課される。むつ市は、毎年7440万円の収入を見込む。条例の施行後5年ごとに、条例の施行状況、社会経済情勢の推移等を勘案し、条例の規定について検討を加え、必要があるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるという。