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 新江ノ島水族館、モヨウフグ属の交雑個体「ナガレモヨウフグ」を展示

発表日:2022.10.09


  神奈川県藤沢市の水族館「新江ノ島水族館」は、珍しいモヨウフグ属の交雑個体(ナガレモヨウフグ)の展示を開始した。2021年の夏の終わり頃、江の島の港でモヨウフグ属の幼魚が採集された。同館で1年ほど飼育したところ、これまでに見たことのない、白地に迷路のような黒い縞模様が現れ、「ナガレモヨウフグ」という名のついたとても希少なフグだということが判明。希少ながらも、このフグの存在は以前から知られていたが、2020年に「ナガレモヨウフグ」はワモンフグとモヨウフグの交雑個体であるという論文(Miyazawa,2020)が発表され、自然交雑で突発的に出現するためにとても珍しいということが分かっていた。同館は「ナガレモヨウフグ」が、今後どのように成長してゆくのか、また、成長にともなって体色や模様などがどのように変化してゆくのか、観察を続けるという。

情報源 新江ノ島水族館 新し生き物たち
機関 新江ノ島水族館
分野 自然環境
キーワード 藤沢市 | 展示 | 相模湾 | 交雑種 | 新江ノ島水族館 | ナガレモヨウフグ | モヨウフグ属 | ワモンフグ | モヨウフグ | 自然交雑
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