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 外務省、ケニア共和国に対する円借款「オルカリアI 4・5号機地熱発電計画」に関する書簡を交換

発表日:2010.03.30


  外務省は、平成22年3月30日、ケニア共和国のナイロビにおいて、気候変動対策円借款「オルカリアI 4・5号機地熱発電計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。ケニアでは、年間発電量の70%以上を水力発電に依存しており、大規模な干ばつの影響で電力不足が深刻化している。そこで、同国政府は、2030年までの長期開発計画において、同国オルカリア地区において140MWの地熱発電所を整備するとしている。これにより、同国における電力需給逼迫の緩和及び供給の安定性が改善され、経済発展に寄与するとともに、再生可能エネルギーの利用により地球環境負荷の軽減に貢献することも期待されるという。今回の我が国の協力は、鳩山イニシアティブの一環として実施するもので、我が国は、すべての主要国による公平かつ実効性のある枠組みの構築と意欲的な目標の合意を目指して、コペンハーゲン合意への賛同に向けた働きかけも含め、ケニアと引き続き気候変動分野で連携していくという。

情報源 外務省 プレスリリース
機関 外務省
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 気候変動 | 外務省 | 干ばつ | 地熱発電 | ケニア | 水力発電 | 鳩山イニシアティブ | 円借款 | 電力不足
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