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 令和4年度大気環境保全活動功労者　受賞者とその功績を紹介

  環境省は、令和4年度「大気環境保全活動功労者」の受賞者と功績を発表した。令和4年度「大気環境保全活動功労者表彰」は、大気汚染、騒音・振動、悪臭の防止等、大気環境の保全に係る活動に従事し顕著な功績のあった田邊潔氏が受賞した。大気環境モニタリングおける第一人者として有害大気汚染物質やPM2.5等の測定法に関する多数の研究を行っており、その研究業績を踏まえ、昭 和62年以来、中央環境審議会大気・騒音振動部会など大気関係の部会や、専門委員会等の委員として活躍された。特に、粒子状大気汚染物質の健康影響に関する知見の集積からPM2.5環境基準の設定とその後の測定・分析体制の構築、リスクに基づく大気汚染対策の考え方の取りまとめから有害大気汚染物質に関する大気汚染防止法の改正とその後の監視・管理体制の構築、POPs・ダイオキシン・環境ホルモン等による環境汚染の調査・評価を行うなど、数多くの成果を成し遂げており、長年にわたり全国の大気環境保全に大きく貢献なされたという。併せて、令和4年度「水・土壌環境保全活動功労者表彰」は、地域における河川等の水質浄化、生活排水対策等の普及啓発、水生生物の調査などを通じ、水・土壌環境の保全に関し顕著な功績のあった11団体、個人1名が受賞した発表した。

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