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 東京都、先進技術を活用したフロン排出削減事業を3社選定

  東京都は、「先進技術を活用したフロン排出削減事業」の公募採択案件を発表した。都は、東京都環境基本計画で掲げた「2030年までにフロン（HFCs）排出量65％削減（2014年度比）」という目標の達成に向け、業務用冷凍空調機器の使用時におけるフロン漏えいの削減に寄与する取組を先駆的に実施する同事業を令和4年10月25日から11月14日まで公募を行い、都と共同で事業を行う事業者を選定した。採択されたのは、（株）ナンバ、日立グローバルライフソリューションズ（株）、ダイキン工業（株）の3社。ナンバは、稼働中の冷凍機にセンサーを取り付け、冷媒漏えい時に発生する冷媒中の気泡を超音波で捉え、得られたデータにより漏えい検知性能等を確認する。日立グローバルライフソリューションズは、稼働中の空調冷熱機を冷媒漏えい監視システムに接続し漏えいの有無を確認し、系列店の機器の冷媒量を意図的に調整することにより漏えい検知性能等を確認する。ダイキン工業は、冷媒漏えい監視システムを搭載している機種群としていない機種群について、稼働中の空調機のデータを収集し比較評価し、試験機において機器の冷媒量を意図的に調整することにより漏えい検知性能等を確認する事業に取り組むという。

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