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 環境基準改正による大腸菌数の測定方法等を議論 国交省の検討会

発表日:2023.02.22


  国土交通省は、令和4年度第3回「下水道における水系水質リスク検討会」を開催する。環境基準の改正により、これまで「大腸菌群数」で規定されていた水質基準が「大腸菌数」に変更され、下水道の「放流水の水質の技術上の基準」に規定される大腸菌群数を大腸菌数に改正する際の数値基準及びその測定方法について有識者による検討を行うため「下水道における水系水質リスク検討会」を開催している。同検討会では、下水道へ流入する可能性のある化学物質、病原微生物等についての情報を収集、その水系水質リスク及び下水道における除去効果を適切に評価し、また、生態系にも配慮した対応方針の検討を行っていく。今回、令和5月2月28日に三田教養会議所(東京都港区)とオンライン併用開催で、1)放流水の水質の技術上の基準における大腸菌数の基準値(案)について、2)下水の排除の制限に係る水質の基準における六価クロム化合物に係る基準の改正(案)について、3)下水道における化学物質排出量の把握と化学物質管理計画の策定等に関するガイドライン(案)改訂等を議題として開催するという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 水・土壌環境
キーワード 化学物質 | 下水道 | 環境基準 | 放流水 | 水質基準 | 大腸菌群数 | 大腸菌数 | 病原微生物 | 水系水質リスク検討会
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