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 奄美大島における外来植物対策の優先度リスト!環境省が公表

発表日:2024.02.16


  環境省は、「奄美大島における外来植物対策の優先度リスト」を公表した。令和5年6月に全面施行された改正外来生物法により、防除の円滑化のため責務規定が創設され、各機関は、連携協力に努めるとされた。一方、特定外来生物等、侵略的外来種は各地に広く侵入・生育しており、限られた労力と予算の効果的な運用のためには、防除作業の対象種や場所の優先度の検討が必要である。同省では、世界自然遺産地域であり外来種の侵入・生育情報がある程度把握されている奄美大島を対象として、特定外来生物以外の種も含め、奄美大島で現在生育が確認されている侵略的外来植物を対象に、防除優先度リストを作成した。優先度リストの概要としては、積極的に防除作業を行い、島内からの排除を目指す9種類。場所を限定して局所的な防除を進める6種類。普及啓発等を通じて新たな拡散を防止する9種類。情報収集に努める2種類などとなっており、奄美野生生物保護センターのウェブサイトで公開している。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 特定外来生物 | 情報収集 | 奄美大島 | 拡散防止 | 改正外来生物法 | 侵略的外来植物 | 防除優先度リスト | 外来植物対策
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