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 清水建設(株)、京橋新本社に太陽光発電と蓄電池によるマイクログリッドを導入

発表日:2010.05.11


  清水建設(株)は、同社の京橋新本社(建設中)に、太陽光発電と蓄電池を併用するマイクログリッドの導入を決定したと発表した。オフィスビルへのマイクログリッドの導入は同本社が国内初の事例という。今回導入するマイクログリッドは、外壁に組み込む約2千m2の太陽光発電パネル(84,000kWh/年)により発電される電力(太陽光電力)と蓄電池(150kWh)を商用電力と併用するもの。制御のポイントは、天候による太陽光電力の出力変動を効果的かつ経済的に補完することであり、本社内の消費電力と太陽光電力の出力変動を常時監視しながら、太陽光電力が急激に減少した際は、蓄電池から深夜電力で蓄電した電力を放電し、電力変換装置を介して供給する。これにより、太陽光電力を100%消費して商用電力のピークを3%程度カットし、契約電力を約70kW低減する。また、太陽光発電によりCO2排出量を年間約30t削減できるという。

情報源 清水建設(株) ニュースリリース
機関 清水建設(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | CO2 | 清水建設 | 蓄電池 | マイクログリッド | オフィスビル | 深夜電力 | 商用電力 | ピークカット
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