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 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、携帯情報機器の消費電力1/10以下を目指し、新規メモリ開発プロジェクトをスタート

発表日:2010.07.12


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、携帯情報機器の待機電力を限りなくゼロに近づけることを可能とする「新規メモリの開発」と「機器の構成に関する先導的研究」に関するプロジェクトを、エルピーダメモリ(株)および東京大学とともに開始すると発表した。今日、エネルギーセキュリティの確保や温室効果ガス削減の取り組みが、我が国の発展にとって不可欠であるとともに、我が国の製造業で重要な位置を占める半導体および電子機器産業の競争力の維持向上もまた重要な課題となっている。このような問題意識のもと、同プロジェクトでは、情報機器において看過できない問題となっているメモリ消費電力の抜本的削減を目的として、高速不揮発メモリの開発を行うとともに、それを用いた超低消費電力(消費電力が現行の1/10以下)の携帯情報機器の実現を目指すという。なお、事業期間は平成22年度から3年間となっている。

情報源 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 消費電力 | 東京大学 | グリーンIT | 携帯 | 待機電力 | メモリ | エルピーダメモリ
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