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 水産庁と(独)水産大学校、北太平洋の天皇海山で海洋環境調査を実施

発表日:2010.08.18


  水産庁と(独)水産大学校は、平成22年8月21日から、北太平洋に位置する天皇海山(てんのうかいざん)での海洋環境調査に向けて、水産大学校の練習船「耕洋丸」の第22次航海を開始し、平成22年9月4日~10日(7日間)の日程で調査を実施すると発表した。近年、海山等の海洋生態系の保護の観点から、公海域における着底トロール(底びき網の一種)漁業の規制が、国連等の場で議論されている。こうした中、公海である天皇海山海域では、我が国漁船がトロール・底刺網操業を実施しているため、水産庁では関係国とともに、同海域を対象とした国際的な漁業管理の枠組みの構築を検討している。今回の調査では、科学的な知見に基づく同海域の管理措置の策定に向け、その検討を進める上で基礎となる情報として、海洋環境の特性を把握する。

情報源 水産庁 報道発表資料
機関 水産庁
分野 自然環境
キーワード 生態系 | 海洋環境 | 北太平洋 | 水産庁 | 水産大学校 | 天皇海山 | 公海 | トロール | 底びき網 | 漁業規制
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