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 出光興産(株)と(株)コロナ、東芝燃料電池システム(株)へ燃料処理装置関連の技術協力を開始

発表日:2008.02.04


  出光興産(株)(以下、出光)と(株)コロナ(以下、コロナ)は、両社が共同開発した燃料処理装置を、東芝燃料電池システム(株)が2009年度以降に生産する灯油型燃料電池システムに搭載するため、東芝燃料電池システムへの技術協力を開始することで合意した。燃料処理装置の共同開発において、出光は市販灯油から水素を製造する技術を有し、コロナは灯油バーナー技術と量産技術を有している。両社は、双方の強みを活かして灯油用の同装置の商業化を進めており、今回の合意はその第一歩となる。現在、燃料電池システムの普及に向けたコストダウンを図るため、メーカーでは補機類の共有化が進められている。出光とコロナでは、主要構成部である燃料処理装置についても共有化の範囲を広げるために、同装置の採用を広く働きかけ、一層のコストダウンにつなげていく方針という。

情報源 (株)コロナ ニュースリリース(PDF:129KB)
機関 出光興産(株) (株)コロナ
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 出光興産 | コロナ | 技術協力 | 東芝燃料電池システム
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