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 出光興産(株)と(株)コロナ、家庭用燃料電池向け「マルチ燃料型改質器」を開発

発表日:2008.02.25


  出光興産(株)と(株)コロナは、都市ガス、LPガス、灯油のいずれの燃料も使用できる家庭用燃料電池向け「マルチ燃料型改質器」を世界で初めて開発した。これまで、燃料電池用の改質器は、都市ガス専用、LPガス専用、灯油専用のように、燃料種に応じて各メーカーが製作しており、気体燃料と液体燃料を同一の改質器に入れて水素を作り出すことは技術的に困難であった。今回開発された改質器は、気体および液体燃料を同一の触媒で改質できる出光興産の水素製造技術と、同一の燃焼器で燃焼できるコロナの燃焼技術を融合させることにより、この技術的課題を解決。優れた汎用性とともに、起動時のエネルギー消費量低減、3.4万時間の耐久設計などを実現した。両社では「マルチ燃料型改質器」を2010年度に商業化することを目指すという。

情報源 (株)コロナ ニュースリリース(PDF:208KB)
機関 出光興産(株) (株)コロナ
分野 地球環境
大気環境
キーワード 燃料電池 | 家庭用 | 出光興産 | コロナ | 水素製造 | 燃焼器 | 改質器
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