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 ヤマト運輸(株)と京福電気鉄道(株)、路面電車を利用した低炭素型集配システムを開始

発表日:2011.05.17


  ヤマト運輸(株)と京福電気鉄道(株)は、平成23年5月18日から、京都市嵐山周辺で、路面電車を活用した宅急便の輸送を開始すると発表した。これは、「歩くまち・京都」を掲げる環境モデル都市であり、「京都議定書」が発効された京都市で、低炭素社会を目指し実施するもの。今回、ヤマト運輸では、京福電気鉄道の「西院車庫」で路面電車の車両を1両貸し切り、集配用コンテナを搭載した台車を積み込んだ上で、「嵐山駅」または「嵐電嵯峨駅」まで輸送。駅に到着後、台車をそのままリヤカー付き電動自転車に積み込み、嵐山周辺に宅配する。ヤマト運輸では、物流ターミナル間の鉄道輸送は既に一部で実施しているが、物流ターミナルと営業所間でのモーダルシフトは初めてだという。なお、リヤカー付き電動自転車でカバーできない、嵐山周辺を中心とする京都市内エリアでは、商用軽電気自動車を平成23年度中に導入する計画としている。

情報源 ヤマト運輸(株) ニュースリリース
機関 ヤマト運輸(株) 京福電気鉄道(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 路面電車 | モーダルシフト | ヤマト運輸 | 京都市 | コンテナ | 電気自転車 | 京福電気鉄道 | 低炭素型 | 集配
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