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 積水ハウス(株)、太陽電池・燃料電池・蓄電池を組み合わせた環境配慮型住宅を実用化

発表日:2011.08.08


  積水ハウス(株)は、太陽電池・燃料電池・蓄電池を組み合わることで安定的な電力を供給できる環境配慮型住宅を実用化し、2011年8月8日より発売すると発表した。この住宅商品は、東日本大震災以降、電力会社から送電される電力をできる限り使わない生活スタイルが注目されていることを受けて発売するもので、大容量の蓄電池(8.96kWh)を搭載している。3つの電池の制御は、すべて自動切り替えで、非常時でも住宅設計時に予め設定したコンセントや照明などがそのまま使える。電力使用の優先順位は、1)燃料電池、2)太陽電池、3)蓄電池、4)商用電力(電力会社から購入)の順番となっており、太陽電池発電分の余剰電力は売電が可能。同社は、創エネ技術と畜エネ技術を組み合わせることにより、快適に暮らしながら、居住時に排出されるCO2や電力消費(光熱費)を抑え、さらに停電時などの非常時でも電力を確保できる住宅を積極的に販売することで、安心で環境負荷の少ない持続可能な社会づくりに寄与していくという。

情報源 積水ハウス(株) ニュースリリース
機関 積水ハウス(株)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 太陽電池 | 住宅 | 発電 | 蓄電池 | 余剰電力 | 創エネ | 東日本大震災 | 蓄エネ
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