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 宮城県、名取市震災がれきを海岸堤防復旧に本格活用

発表日:2012.10.26


  宮城県は、名取市震災がれきを海岸堤防復旧に本格活用すると発表した。同県では、名取市、東北地方整備局と連携し、東日本大震災による震災がれきの有効活用を目的に、調査や試験施工を行ってきた。その結果、堤防盛土材料として利用可能となったことから、津波堆積物(土砂)と震災コンクリート殻を、堤防盛土として本格的に活用することとなった。今回の活用により名取市及び宮城県ではがれき処理の推進と最終処分量の縮減、東北地方整備局では盛土材の確保及び運搬車両の交通混雑抑制などの効果があるとしている。同県では今後、この取組みが他の沿岸被災地での震災がれきの処理・有効活用の推進へつながっていくよう取り組んでいくという。

情報源 宮城県 記者発表資料(PDF)
機関 宮城県
分野 ごみ・リサイクル
キーワード コンクリート | 宮城県 | 東日本大震災 | がれき | 津波堆積物 | 有効活用 | 盛土 | 名取市 | 東北地方整備局 | 堤防
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