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 三菱レイヨン(株)、韓国・水質復元センターに膜分離活性汚泥法用水処理膜エレメントが採用

発表日:2012.11.07


  三菱レイヨン(株)は、韓国の水質復元センターに、膜分離活性汚泥法(MBR)用水処理膜エレメントが採用されたと発表した。同センターは、2013年末から稼動を開始する。韓国最大級のMBRの排水処理施設で、処理水量(第一期)は91,500立方m/日で、第二期と合計で122,000立方m/日となる。今回第一期分として採用されたMBRは、下水や工場排水の浄化に使われる活性汚泥法(微生物による有機物の分解)と膜ろ過法を組み合わせたもので、沈殿池が不要となり、施設のコンパクト化が可能となる。また、再利用可能なきれいな水を得ることが可能になり、これまではそのままでは利用できず河川に放流していた多くの水を再利用することができ、水質の良い水を確保することに貢献するという。

情報源 三菱レイヨン(株) ニュース
機関 三菱レイヨン(株)(現:三菱ケミカル(株))
分野 水・土壌環境
キーワード 水処理膜 | 微生物 | 三菱レイヨン | 膜分離活性汚泥法 | 排水処理 | 水質 | MBR | 韓国 | 再利用
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