フランス、新しいエネルギー技術の実証研究を支援
発表日:2008.07.25
フランスの環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、2008年7月25日、第2次世代のバイオ燃料及びCO2排出量の少ない自動車について、実証研究の提案の募集を開始した。バイオ燃料については、特に熱化学的方法によるものを募集する。これは、同日、エコロジー・エネルギー持続可能な開発国土整備省のボルロー大臣、経済・産業・雇用省のラガルド大臣らが発表した、新しいエネルギー技術の実証研究のための基金の創設を受けたもの。国が4年間で4億ユーロを拠出、基金の管理運営はADEMEが行う。これは、2007年10月の環境グルネル(環境懇談会)の結論で、新しいエネルギー技術のための資金調達が重要とされたことを踏まえたものである。対象技術は、第2次世代のバイオ燃料、CO2隔離・貯留(CCS)、再生可能エネルギー、温室効果ガス排出量の少ない自動車、エネルギー消費量の少ない建築物、スマートなエネルギー網、エネルギー転換・貯蔵などで、今回のADEMEの募集が第一弾となる。
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