ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所、気候変動対策はまさに文明改革と強調
発表日:2008.10.15
ドイツのヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所は新しい報告書「グローバル化した世界における、未来に対応できる国ドイツ」を公表し、気候変動対策はまさに文明改革だと強調した。報告書は、NGOのドイツ環境自然保護連盟(BUND)、プロテスタント開発サービス(EED)等の委託により、同研究所の学際的な研究プロジェクトで策定したもの。「ドイツは未来に向けて持続可能になったのか、グローバリゼーションによってどのような条件が変化したのか」という問いに、環境・グローバリゼーション・公平性という幅広い分野の研究結果から答えを導き出した。報告書では社会の持続可能性について踏み込んだ議論を行うために、最新の研究や分析を活用。自然や生態系、公平性に配慮した経済を中心に据えた社会モデル、また、ドイツや欧州における、路線変更のための経済・社会政策の枠組を提示した。多くの具体例により、政策転換の実施可能性が示されている。
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