中国科学院、電気自動車研究開発センターを設立へ
発表日:2009.08.11
中国科学院(CAS)の電気自動車研究開発センターが、2009年8月8日、中国東部の上海に設立された。このセンターは、深セン先端技術研究院(SIAT)の主導によるもので、電子工学研究所(IEE)や物理学研究所(IoP)など他の機関の支援も受けた。センターでは、自動車全体の研究開発を促進するため、リチウムイオン電池や電気駆動システム、新しいタイプのプラットフォーム、全体の制御、自動車電子工学、自動車の新素材など、CASの様々な研究機関が有する豊富な技術を統合していくという。同センターの研究者らは、第1次・第2次世代の家庭用電気自動車のサンプルを既に開発している。サンプルの自動車は、1回の充電で150kmの走行が可能。最高速度は、150km/時だという。
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