フランス、再生可能エネルギーに関する世論調査の結果を公表
発表日:2010.02.18
フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、再生可能エネルギーに関する世論調査の結果を公表した。2009年の調査結果によると、再生可能エネルギーの開発を望ましいと答えた人は97%に上り、非常に望ましいとした人も64%に上った。また、再生可能エネルギーの認知度も高まり、85%の人が一種類以上の再生可能エネルギーを答えることができた。再生可能エネルギーの例として答えが返ってきたものとしては、ソーラー(68%)と風力(57%)が多く、地熱(31%)、水力(22%)、バイオマス(18%)は回答率が低かった。また、優先的に開発することを望む分野としては、68%の人がソーラー、43%の人が風力を挙げた。再生可能エネルギーを利用するための設備を実際に保有していると答えた人は21%と2008年の調査より4%増加し、その主なものは薪の暖房とソーラーパネルであった。今後12ヶ月以内に再生可能エネルギー利用機器を設置予定の人は9%で、その60%がソーラーパネルを導入する予定という。
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