国際エネルギー機関ら、パリ・モーターショーで電気自動車イニシアティブを立ち上げ
発表日:2010.10.01
国際エネルギー機関(IEA)と、中国、フランス、ドイツ、日本、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、アメリカの8カ国は、パリ・モーターショーで開催された会議で「電気自動車イニシアティブ」を立ち上げた、と発表した。IEAは、電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車の普及目標を2020年までに2000万台としており、この伸び率で推移すると、2030年に2億台を超え、2050年に10億台に達するという。この普及計画の達成は、2050年の二酸化炭素排出量を2005年レベルの2分の1とする、IEAブルーマップ目標の達成の鍵を握る。同イニシアティブでは、今後、パイロット都市の指定、研究開発、政策などの情報の共有などを進める予定で、中国はすでに、上海と深圳をパイロット都市に指定する計画を表明した。今後の取り組みの詳細は、2010年11月、深圳における電気自動車シンポジウムで、またその初の成果は、2011年4月の上海モーターショーで発表される予定である。
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