大阪市は、「大阪市環境白書（平成24年度版）」を発行したと発表した。同市では、平成23年3月に策定した「大阪市環境基本計画」等に基づき、「低炭素社会の構築」、「循環型社会の形成」、「快適な都市環境の確保」の3つを環境政策の柱とし、市民・事業者などすべての主体の参加と協働のもとで施策を進め、「環境先進都市大阪」の実現をめざしている。今回発行した同書は、平成23年度の大阪市域の環境の状況とともに、同市が推進している環境施策などを取りまとめたもの。第1章で「大阪市環境基本計画」の概要について、第2章で同計画における3つの環境政策の柱ごとの環境の状況と各環境施策、及びその成果を示している。さらに、第3章では、3つの柱を実現するために必要な「すべての主体の参加と協働」の取組みについて掲載し、第4章として、各種施策の進捗状況をまとめている。同市では、平成24年12月26日から、市役所や区役所などで無料配布するという。