千葉県、羽田空港再拡張に伴う航空機騒音実態調査結果を公表
発表日:2013.01.18
千葉県は、羽田空港再拡張に伴う航空機騒音実態調査結果を公表した。同県では、羽田空港D滑走路の供用(平成22年10月供用開始)による航空機騒音の実態を把握するため、平成22年度から24年度にかけて調査を実施してきた。D滑走路の供用前、及び供用後の冬季、夏季に各2回調査を9市12地点で実施した結果、住居専用地域における航空機騒音の環境基準「うるささ指数(WECPNL)70以下」を超える地点は無かった。しかし、供用前と比べて多くの地点で騒音発生回数の増加がみられ、特に千葉市、四街道市の調査地点では騒音発生回数が大幅に増加するとともに、WECPNLの増加も顕著であった。同県では今後、羽田空港に発着する航空機騒音をとりまく状況の変化を踏まえ、引き続き適切な騒音実態の把握を行っていく予定という。
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