千葉県、平成25年度羽田空港再拡張後の航空機騒音実態調査結果を公表
発表日:2014.03.28
千葉県は、平成25年度羽田空港再拡張後の航空機騒音実態調査結果を公表した。同県では、羽田空港D滑走路の供用開始(平成22年10月)による航空機騒音の実態を把握するため、平成22年度から騒音実態調査を実施している。平成25年度は、これまでの調査で騒音の顕著な増加がみられた千葉市、四街道市及び市川市の5地点で実態調査を実施。調査の結果、千葉市内では、前年度と比べ夏季の騒音値レベルが低下した地点もあったが、供用前との比較では依然として、全ての地点で騒音レベルが高い状況にあった。住居専用地域における航空機騒音の環境基準と比較した場合、夏季、冬季ともに基準値を超過した地点は無かった。同県では、国によるさらなる騒音軽減策等、羽田空港に発着する航空機騒音をとりまく状況の変化を踏まえ、引き続き適切な騒音実態の把握を行っていく予定という。
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