千葉県、平成27年度羽田空港再拡張後の航空機騒音実態調査結果を公表
発表日:2016.03.30
千葉県は、平成27年度羽田空港再拡張後の航空機騒音実態調査結果を公表した。同県では、羽田空港D滑走路の供用開始(平成22年10月)後の航空機騒音の実態を把握するため、平成22年度から騒音実態調査を実施している。平成27年度は、千葉市、四街道市及び市川市の6地点で、夏季、冬季各2週間の実態調査を実施。調査の結果、住居専用地域における航空機騒音の環境基準(57デシベル以下)と比較した場合、基準値を超過した地点は無かった。なお、南風運用時に影響を受けるこれらの調査地点では、夏季調査期間中に南風運用率が高かったことから、前年度と比べ航空機騒音の評価指標(Lden)値が増加した。同県では、国によるさらなる騒音軽減策等、羽田空港に発着する航空機騒音をとりまく状況の変化を踏まえ、引き続き適切な騒音実態の把握を行っていく予定という。
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