愛知県、平成24年度水生生物調査の結果を公表
発表日:2013.03.18
愛知県は、平成24年度水生生物調査の結果を公表した。同県では、広く水環境保全の普及啓発を図ることを目的に、昭和60年度から夏休みの期間を中心に、水生生物を指標として河川の水質を総合的に評価する水生生物調査を実施している。平成24年度は90団体4,908人の参加のもと、水生生物調査が行われた。調査で見つかった水生生物の種類と数から、水質階級をⅠ(きれいな水)からⅣ(大変きたない水)の4段階で判定した結果、調査を行った136地点のうち水質階級Ⅰと判定されたのは41地点(30.8%)であった。また、矢作川等水系及び天竜川・豊川等水系では、水質階級ⅠやⅡ(ややきれいな水)の地点が多く見られ、境川水系等では、水質階級ⅡやⅢ(きたない水)の地点がやや多く見られたという。