埼玉県は、平成23年度における埼玉県内の一般廃棄物（ごみ）の排出及び処理状況等の調査結果を公表した。同調査は、環境省の「一般廃棄物処理事業実態調査（平成23年度実績）」に基づき収集したデータを取りまとめたもの。これによると、平成23年度におけるごみの総排出量は243万5千トン（前年度比0.7%増）で、県民1人1日当たりのごみ排出量は928g（前年度比0.1%減）となった。また、最終処分量は13万3千トン（前年度比6.8%減）で、リサイクル率は24.8%（前年度比0.6ポイント増）となった。同県では、県内の最終処分場の残余容量には限りがあるとともに、限りある資源の有効利用や地球規模の環境保全の必要性に応えるためにも、更なるごみの減量化や再資源化を推進していくという。