香川県は、平成27年度の香川県内の一般廃棄物、産業廃棄物の排出・処理状況を公表した。これは、県内市町・一部事務組合を対象に実施した「一般廃棄物処理事業実態調査」を集計するとともに、県内の産業廃棄物処理業者から提出のあった実績報告等から推計したもの。平成27年度の結果は以下のとおり。1）一般廃棄物：ごみ総排出量は32.4万トンで、前年度に比べ減少した。一人一日当たりのごみ排出量は884gで、前年度に比べ9g減少した。また、リサイクル率は19.3%で前年度と横ばいとなり、最終処分量は3.4万トンとなり計画目標値（平成27年度：3.5万トン）を達成した。2）産業廃棄物：総排出量は244.7万トンで、前年度に比べほぼ横ばいとなった。また、リサイクル率は70.5%で計画目標値（平成27年度：70.0%）を0.5ポイント上回り、最終処分量は16.4万トンと計画目標値（平成27年度：20.0万トン）を3.6万トン下回り、目標を達成した。