埼玉県は、平成25年度における埼玉県内の一般廃棄物（ごみ）の排出及び処理状況等の調査結果を公表した。同調査は、環境省の「一般廃棄物処理事業実態調査（平成25年度実績）」に基づき収集したデータを取りまとめたもの。これによると、平成25年度におけるごみの総排出量は241万4千トン（前年度比0.4%減）で、県民1人1日当たりのごみ排出量は908g（前年度比0.7%減）となった。また、リサイクル量は60万2千トン（前年度比1.1%減）で、リサイクル率は24.9%（前年度比0.3ポイント減）となった。なお、最終処分量は、前年度と同じく13.1万トンであった。同県では、県内の最終処分場の残余容量には限りがあるとともに、限りある資源を有効利用し、地球への環境負荷を減らすためにも、更なるごみの減量化や再資源化を推進していくという。