宮崎県は、平成24年度における大気及び水質の測定及び、ダイオキシン類調査の結果を公表した。測定・調査結果の概要は以下のとおり。1）大気汚染常時監視では、概ね良好な状況であったが、光化学オキシダントは全測定局で、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質（PM2.5）は2測定局で、短期的評価による環境基準を達成しなかった。2）有害大気汚染物質モニタリング調査では、環境基準が定められている4項目、指針値が設定されている8項目は、全ての測定地点で環境基準・指針値を達成した。3）公共用水域測定では、健康項目の砒素を除く26項目について、全ての地点で環境基準を達成した。また、生活環境項目の河川におけるBOD及び海域におけるCODも、全ての水域で環境基準を達成した。4）地下水の概況調査では、全地点で環境基準を達成した。5）ダイオキシン類調査では、環境調査で全ての調査項目・地点で環境基準を達成した。また、発生源自主調査の報告のあった全ての施設で排出基準以下であった。