気象庁、「気候変動監視レポート2012」を公表
発表日:2013.07.12
気象庁は、「気候変動監視レポート2012」を公表した。同庁では、気候、海洋、大気環境の各分野の観測や監視、解析結果をとりまとめた「気候変動監視レポート」を毎年公表している。今回のレポートでは、顕著な事例の解析として、社会的にも大きな影響をもたらした冬のユーラシア大陸の顕著な寒波や米国の顕著な高温・少雨、北~東日本における厳しい残暑についての解析結果を掲載するとともに、海洋が大気中の二酸化炭素を吸収することによって生じる「海洋酸性化」に関する監視結果を新たに掲載している。同レポートの構成と主な内容は、第1章:2012年の気候(世界や日本の天候・異常気象、北~東日本における厳しい残暑の解析結果など)、第2章:気候変動(気温や降水量の長期変化傾向、さくらの開花日の経年変化、海洋・海氷、北半球の積雪域の変動など)、第3章:地球環境の変動(温室効果ガス、海洋酸性化、オゾン層・紫外線の変動など)、となっている。
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