環境省は、平成25年度風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業における受託者（モデル地区での環境情報整備）を公表した。同省では、風力発電所及び地熱発電所について、質が高く効率的な環境アセスメントの実施を促進するため、発電所の立地地域における固有の動植物・生態系等の環境基礎情報を収集・整理し、その情報をデータベース化して環境影響評価に活用する「風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業」を実施している。今回、平成25年度の16箇所の情報整備モデル地区（10道県16市町）について、環境基礎情報を収集・整理する受託者を決定した。発電所の種別は、陸上風力発電12件、洋上風力発電2件、地熱発電2件、である。今後、受託者などによる現地調査等を実施するとともに、全国的な既存資料の収集・整理及びデータベースの整備・提供を実施する事業、並びに地熱発電を含めた情報整備モデル地区における事業について実施していくという。