静岡県、富士山の地下水を活用した熱交換システムモデルを設置
発表日:2013.08.06
静岡県は、富士山の地下水を活用した熱交換システムモデルを設置したと発表した。同県では、省エネルギー対策やエネルギーの地産地消を進めるため、富士山周辺の水温が安定した豊富な地下水の熱を自然エネルギーとして活用する熱交換システムの普及に取り組むこととしている。今回、同システムを周知するため、システムモデル(地下水の熱を活用したエアコン)を富士宮市と富士市の2か所に設置した。設置したモデルは、既存の井戸にパイプを通して不凍液を循環させ、地下水との熱交換により得た熱エネルギーをエアコンに利用するもの。空調能力は、15畳程度の部屋に対応した家庭用エアコンと同程度(暖房5kW、冷房4kW)となる。同県では今後、企業関係者等を対象に見学会を開催する予定という。
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