三菱電機（株）は、従来より多くの家電・住宅設備機器が接続でき、自動節電機能およびファミリーカレンダー機能を搭載したホームエネルギーマネジメントシステム（HEMS）を、2013年12月に発売すると発表した。経済産業省によるHEMS補助金制度の設置や、ネット・ゼロ・エネルギーハウス（ZEH）の導入が進み、今後家庭内のエネルギーマネジメント製品の普及拡大が見込まれる中、単なるエネルギー管理だけでなく、省エネと快適性を両立させたよりスマートな暮らしを求めるニーズも高まっている。今回発売するシステムは、HEMS対応の7製品を最大16台接続できるとともに、太陽光発電システム・蓄電池・ガス流量計・水道流量計も接続できる。また、自動節電機能の搭載により、目標電気代を設定すると、接続した各製品の節電モードを有効活用して、電気、ガス、水道使用量も把握し、快適性を損なうことなく目標値に向けた節電をすることができるほか、ファミリーカレンダー機能により、家族の予定に合わせて関連機器のコントロールができるという。